改良土について


改良土とはAbout


改良土

土木や建築の工事を行っているときに発生する土砂には、礫・粘土・水分などがバラバラに含まれているため、
再度使用するにしても軟弱な場合が多く、そのままの状態で埋め戻しても十分な締め固めが出来ませんでした。
こうした「建設汚泥」を選別・固化材混合・生石灰混合・ふるい分けなどの工程を通すことで再生させ、
埋め戻しに適したリサイクルの土砂を作りました。
これが「改良土」です。

改良土ができるまでFlow


  • 発生土選別1次処理

    発生土選別1次処理
  • 改良土プラント

    ・固化材料混合
    ・生石灰混合・撹拌
    ・振動ふるいで選別

    改良土プラント
  • 改良土へ

    硬化後の色合いも土色で自然な改良土の完成!

    改良土へ

改良土の特徴Feature


01

作業時間の短縮

通常改良土は粒度分布や含水比が良好なので敷き均し転圧が容易で作業時間の短縮が図れます。

02

添加率の調整が可能

石灰の添加率※の調整が可能です。(通常は必要CBRを考慮し3%前後としています)

03

長期に渡り強度が微増

砂礫土、山砂に比べ、改良土は施工後の沈下量はわずかで、石灰のポゾラン効果により、長期に渡り強度が微増します。

04

安定した強度発現

製造プラント内の混合機にて撹拌するため、改良剤が均一に混ざり安定した強度発現をします。

05

中性

製造直後はアルカリ性を示しますが(ph10程度)徐々に中性に近づきます。

06

有害物が含まれていない

環境基準に関わる土壌汚染試験を実施し、有害物が含まれていないことを確認しています。

07

埋め戻しが容易で確実

振動ふるいで砂状にした改良土は管回りや狭小部位への埋め戻しが容易に確実に出来ます。

08

こね返しなし、泥土化なし

不透水の性質を持つため、雨などでこね返しがありません。又、吸水膨張による変化がほとんどありません。そのため水締めも可能で簡単に泥土化しません。

※生石灰を使用するメリット

生石灰を使用することで、水和反応、イオン交換反応、炭酸化反応、ポゾラン反応により土砂の改良剤としての効果をもち、従来の土砂以上の強度を持った土砂に再生します。

改良土を材料にするメリットMerit


  • 固化材混合

    密度や含水率の検査が正確に行えます

    配合設計通りの安定した品質

  • 生石灰混合・撹拌

    振動ふるいにより過大粒・異物が除去され粒形の大きな塊による詰りや空隙等がなく狭小の部位へもしっかりと充填

  • 振動ふるいで選別

    アルカリ以外の環境負荷物質の混入なし

    生石灰のポゾラン反応により耐久性・水密性の向上

    長期に渡り安定した土壌

    硬化後の体積収縮が少なく、硬化後の色合いも土色で自然

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